1.哀愁のカサブランカ
作詞:山川啓介
作曲:B.Higgins, S.Linbo
抱きしめると いつも君は
洗った髪の香りがした
まるで若すぎた 季節の香りさ
結ばれると信じてた
“セピア色した映画が好き
やさしくて哀しい愛があるから―”
スクリーン見つめて 濡れたその頬を
僕の肩に 押しあてていたね
風吹く胸が さがしてる
君のため息 ぬくもり
Please Come Back To Me
もう二度と
あんなに誰かを 愛せない
大人の恋をしたと聞いた
新しい名前に なったと聞いたよ
でも僕の心の スクリーンの中
君がはしゃぐ 君が泣いている
ふたり合わせた 銀貨(コイン)でも
夢が買えたね あの頃
Please Come Back To Me
ぼくたちは
ひとつの季節の 主役さ
風吹く胸が さがしてる
君のため息 ぬくもり
Please Come Back To Me
もう二度と
あんなに誰かを 愛せない
あんなに誰かを 愛せない……
2.よろしく哀愁
作詞:安井かずみ
作曲:筒美京平
もっと素直に僕の
愛を信じて欲しい
一緒に住みたいよ
できるものならば
誰か君にやきもち
そして疑うなんて
君だけに本当の心みせてきた
会えない時間が
愛 育てるのさ
目をつぶれば 君がいる
友達と恋人の境を決めた以上
もう泣くのも 平気
よろしく哀愁
いちいち君が 泣くと
他人(ひと)が見ているじゃない
ふたりのアパートが
あればいいのに
おたがいのやさしさを
もっと出しあえるのさ
疲れた日の僕を そっとねむらせて
会えない時間が
愛 育てるのさ
目をつぶれば 君がいる
友達と恋人の境を決めた以上
もう泣くのも 平気
よろしく哀愁
3.裸のビーナス
作詞:岩谷時子
作曲:筒美京平
どうしたの ついて来ないのかい
お陽さまが 見てるだけだよ
眩しいな 君を見ていると
恋をしたくなるよ
青い海 波間には
うす紅の さんご礁
夏の光を浴びて ほほえむ君こそは
可憐な 裸のビーナス
眩しいな 君を見ていると
愛を告げたくなる
さあおいで 僕と泳ごうよ
大空を 雲がゆくだけ
眩しいな 君を見ていると
恋をしたくなるよ
燃えながら ゆれている
ぼくたちの さんご礁
夏のしずくに濡れて 見つめる君こそは
きれいな 裸のビーナス
眩しいな 君を見ていると
愛を告げたくなる
青い海 波間には
うす紅の さんご礁
夏の光を浴びて ほほえむ君こそは
可憐な 裸のビーナス
眩しいな 君を見ていると
愛を告げたくなる
4.言えないよ
作詞:康珍化
作曲:都志見隆
笑い過ぎたきみが涙
細い指でぬぐってる
その笑顔に逢いたくて僕はおどけるのさ
もう 全部かくさずに
打ち明けようと
なんどもしたけれど
言えないよ 好きだなんて
誰よりもきみが近すぎて
悲しいよ 夢だなんて
きみに届きそうな
くちびるがほら空回り
ひとつ前の恋の話
いつか僕に話したね
安心して頼られるたびに
弱気になる
ああ きみをだれかにね
さらわれたなら 耐えられないくせに
言えないよ 好きだなんて
誰よりもきみが近すぎて
言えないよ 恋だなんて
お互いを知らない
季節に時計(とき)を戻せたら
きみをキライになる理由を
100まで数えるけど
ひとりぼっちの夜が来ると
強がりまで振り出しさ
言えないよ 好きだなんて
誰よりもきみが近すぎて
悲しいよ 夢だなんて
きみに届きそうな
くちびるがほら空回り
言えないよ 好きだなんて
誰よりもきみが近すぎて
逢いたいよ 今日もひとり
瞳がきみのこと
抱きしめるから 眠れない
5.僕がどんなに君を好きか、君は知らない
作詞:芹沢類
作曲:楠瀬誠志郎
はじめから あきらめていたけど
だけども好きで
どうしようもないけれど
とにかく ここまで来たよ
会うたびにね僕は なんでもないふりした
いつまでだって君は 気付かないふりしてくれたね
もうやだよ
僕は疲れて 君も疲れて
自分のこといやになってく
どうでもいいね 考えるのは
僕ばっかり
君のこと 思う夜長くて
ふくらみすぎて
君じゃない 君にもう
勝手に 恋してるかも
素顔見せる君は ほんとはどんなひと
どんなだって僕は 愛するけど ダメなんだね
もうやだよ
君を憎んでしまいそうだよ
どんなに true love 強くっても
どうしようもない ことがあるって
ねえ 言ってよ
ずっと会わなきゃ 忘れてしまうだろうか
僕にはどっちが 辛いことだろう
Do you know how much I love you? No, you don't
But I will always stay the same
for you……
もうやだよ
こんな思いをなんでするのさ
どんなに true love 強くっても
どうしようもない ことがあるって
ねえ 言ってよ
もうやだよ
こんな思いをなんでするのさ
どんなに true love 強くっても
どうしようもない ことがあるって
ねえ 言ってよ
6.忘れられないひと
作詞:松井五郎
作曲:都志見隆
夕闇が滲む
古いCafe terrace
好きだった服は
心が覚えてる
君があの頃に
してた左手の指輪
はずしたままいまは
暮らしているの
忘れようとしても 忘れられないひと
なつかしい微笑みが胸をしめつける
たとえ誰を傷つけたとしても あのときに
君のことを 奪えばよかった
風の並木道
人目を気にかけ
距離を置く君が
とてもさみしかった
星にまぎれこみ
君を抱きよせた僕は
失くせない気持ちを
ただ信じてた
忘れようとしても 忘れられないとき
愛もないKISSをして 痛みこらえてた
巡る季節 あの場所をひとりで訪ねれば
涙はまだ 渇れていなかった
忘れようとしても 忘れられないひと
想い出に吹く風が 落葉散らしてく
いつもふたり すれちがってばかりいる街に
いまは僕を待つひとがいる
アドレスを残し 席を立つ君をやがて
星屑が静かに つつみこむだろう
7.逢いたくてしかたない
作詞:松井五郎
作曲:都志見隆
もうだめだと
言ったとき
泣いた君を
ただ見つめてた
僕は君に
ふさわしくない
そんな気がしたんだ
でも逢いたい
逢いたくてしかたない
抑えきれない
気持ちがある
いま逢いたい
逢いたくてしかたない
あの涙を
ぬぐいたい
とても好きな
長い髪
街のどこか
ふりむいてばかり
忘れたくて
別の誰かを
僕は選んだだけ
でも逢いたい
逢いたくてしかたない
こんな迷いは
責めればいい
いまも君が
消えたあのまちかどに
ずっとひとり
いるようさ
さよならに
ふれずにいた唇は
夢に見てた 幸せな日々
抱きしめて 暮らしているかい
でも逢いたい
逢いたくてしかたない
君の香りが
残ったまま
つよく抱いて
もう一度抱きしめて
そっと名前
呼べるなら
君に逢いたくてしかたない
もう一度だけできるなら
あの涙を ぬぐうから
8.ハリウッド・スキャンダル
作詞:阿木燿子
作曲:都倉俊一
女とみたらばすぐ誘い出す
奴が今度の相手と聞いて
注意をしなよと言いたいけれど
あなたよりマシ 君にそう言われそうさ
まるでハリウッド・スキャンダル
くっつき離れて
愛して 別れる繰り返し
涙の粒のミラーボール
今でも噂を気にするあたり
俺 爪の先きまで びっしり びっしり
俺 爪の先きまで 惚れていたのさ
薬をたくさん飲んだけれども
眠っただけよ まだ生きてると
あくびをしながら泣きじゃくってた
あの日の君を 何故かふと思い出せば
まるでハリウッド・スキャンダル
おかしな悲劇と
かなしい喜劇が交差する
光と影のレイザリアム
男のすべてを欲しがるなんて
君 髪の芯まで びっしり びっしり
君 髪の芯まで 女だったよ
9.Careless whisper
10.小さな体験
作詞:岩谷時子
作曲:筒美京平
どうしてそんなにきれいになるの
ぼくだけの君で いてほしいのに
誰が誘いかけても 知らないふり
しているんだよ いいね
どうしてそんなに 可愛い瞳(め)なの
いつでもぼくだけ 見つめておくれ
誰が君を呼んでも きかないふり
しているんだよ いいね
初めて二人が会った コーヒーショップに
カナリヤがいたね
どうして君は一人で ストロー噛んでたの
どうしてそんなに きれいになるの
ぼくだけの君で いてほしいのに
誰が誘いかけても 知らないふり
しているんだよ いいね
初めてくちづけちゃった 海辺には
月が出ていたね
どうして君はあのとき 涙を浮かべたの
誰が誘いかけても 知らないふり
しているんだよ いいね
誰が誘いかけても 知らないふり
しているんだよ いいね
11.大人たちのFour Seasons
作詞:郷ひろみ
作曲:小森田実
眠らない夜を過ごして
二人 濡れた髪で
走る 朝もやのFree Way
鄙た 島の裏へと
消え残る オレンジ色の
街の灯が やけにシュールで
さよなら 告げるはずだった
これで最後と
でも 裏腹に 指はボサノバ
握った手をたぐり寄せ
強く抱きしめ
少し憂鬱な ラブソング
「本気になる年齢じゃないわ」
あの日 君は言った
僕の指輪 はずしながら
酔った 唇かさね
大人びた 筋書きも
飲みかけのワイン飲み干せば……
「季節をまたぐ恋なんて
したくないけど
たまには迷うこともあるの」
耳に残るつぶやきは
夏枯れのバラード
ふりかえれば Four Seasons
さよなら 告げるはずだった
これで最後と
でも 裏腹に 指はボサノバ
握った手をたぐり寄せ
強く抱きしめ
少し憂鬱な ラブソング
12.ALL MY LIFE
作詞:秋元康
作曲:見岳章
長いこの道は
どこへ続くのか?
そっと 聞いてみたけど
誰も知らない
人は空を見上げ
風の吹くまま
今日から明日へと向かうだけさ
人生という
地図のないこの旅
時の荒野
迷いながら
愛や涙を心につめ込んで
歩こう
all my life
君がいて欲しい
少し急ぎすぎた
昨日までの道
そばに咲いてた花も
覚えていない
君と出逢ってから
もっと大事な
まわりの景色を教えられた
※生きてくことは
行き先ではなくて
その途中を
楽しむこと
欲望なんて
底の抜けたカバン
いらない
all my life
君がいればいい※
(※くり返し)
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